2016年01月14日
いぶすき菜の花マラソン ~温かい声援に支えられて完走!~
今年で35回目となる新春恒例の「いぶすき菜の花マラソン」が1月10日(日)に開催されました。
毎年1月の第2日曜日に開催されている日本で一番早いフルマラソン公認コースの市民マラソンに、今年は約17,500人が参加しました。

コース沿いには、黄色い絨毯を広げたような菜の花畑、九州最大の湖「池田湖」、薩摩富士とも称される「開聞岳」などの大自然はもちろん、沿道での温かい声援と心のこもったおもてなしが、ランナーの皆さんを励まし元気づけてくれます。
現在では全国屈指の大会に成長し、約2000人のボランティアと市民総出の応援があり、ふかし芋やぜんざいなどが振る舞われ、選手にとってはスタートからゴールまで記憶に残る「おもてなし日本一」のマラソン大会です。
スタート前の緊張感の有る17,500人程のランナーの前で、〝ひとよし応援隊〟の髙橋隆隊長は応援隊メンバーと共に人吉市のPRの挨拶を行いました。


今回は還暦を迎え、自分自身への熱い思いも有り、これまでの18回の大会出場とは思い入れが違います。
過酷なレースに、各々のランナーは自らの思いでスタートラインに立ちます。
スタート地点に立つために年間を通して練習を重ね、健康管理に努めて来ました。
この緊張感は何とも言えません・・・・・・・・・

いぶすき菜の花マラソンの魅力は、沿道での地域住民ボランティアの皆さんの温かい声援や心のこもったおもてなしです。
1.0km地点では、5年前から交流をさせて頂き、前日のおもてなし会場にも参加して頂いた〝王子田逸雄植物園〟の社長さんの応援がありました。

1.5km地点では8年程前から交流のある〝花一輪〟さん達が「ひとよし応援隊の皆さん ゴール目指して頑張れ!」の「のぼり旗」で応援です・・・・・・・

7Km地点では、前日の「おもてなし会」でお世話に成った宮ヶ浜公民館の伊牟田館長と上野秀一旧公民館長と地元の皆さんの温かな声援で、疲れも吹き飛びます。


宮ヶ浜公民館での前泊者の寄せ書きの応援です・・・・・・

17km地点の枚聞神社ではひとよし応援隊の応援メンバーにハイタッチで激励され、疲れていた体が元気になりました・・・・・
一年間練習を重ねて走り込んで望んだ大会も、30km地点から膝の痛みが生じて、残り12kmはスピードダウンし、歩く程の走りと成りました。
前泊の宮ヶ浜公民館で一緒だった福岡市の宮本さんと新郷さんに抜かれる際に、『岡部さん頑張って!』と爽やかな励ましの声掛けに勇気付けられました。
『ゆっくり楽しんで走ろう!』という気持ちと『5時間は切りたい!』と思う気持ちがゴールまで何度も葛藤しました・・・・・
60歳のチャレンジに、記録へ挑戦する自分自身との戦いがゴールまで続きました。
指宿の沿道の皆様の温かい声援のお陰で、辛い42.195kmの走りも4時間56分2秒の記録で、連続19回目の完走をする事が出来ました。


レース中は非常に辛い走りでしたが、既に来年の20回連続出場に向けてチャレンジは始まりました・・・・・・